「腐敗した銀行制度」カナダ12歳の少女による講演。中央銀行制度が諸悪の根源

陰謀学

瀬名です。カナダの12歳少女が中央銀行制度の問題について話しています。

中央銀行制度は、この世界を理解するのに絶対必要なことです。

 

これは現実に自分たちの生活、年金、税金、福祉、人類の未来・・すべてに関わってくる問題なので社会人として知らないといけないですね。

それにしてもこの子は、この年で世界の構造を理解しているのはすごいですね。

やはり恐らくですがこの子はネットで情報を得ているのだと思いますが、見習わないとです。

 

この子はカナダについて話していますが、この問題は世界中の国家すべてが抱える問題の本質です。

 

おじさん達も負けてられないので、5分程度の動画なのでシッカリ見ておいて下さいね。

 

なぜ、カナダ政府は借金まみれになっているのか?
なぜ、カナダ政府がカナダ人に多くの税金を払わせるのか?
なぜ、民間の銀行家がより金持ちになって、残りの人たちはそうでないのか?

なぜ、国全体の借金が8000億ドル(約88兆円)もあるのか?
なぜ、私たちは1日あたり1.6億ドル(約176億円)もの利息を国の借金として払うのか?
(※ 1ドル 110円 換算の計算)

・・これは年間600億ドル(約6.6兆円)の利息です! 誰がこの利息を受取るのですか?

私が見つけたことは、銀行と政府が共謀して、
財政的にカナダの人々を奴隷にしていることです。

 

【民間銀行(中央銀行)と政府の機能】

1.カナダ政府はお金を民間銀行(中央銀行)から借ります。
  中央銀行は借金として複利の利子つきでカナダに貸すのです。

2.政府は驚異的に増大する財政赤字への利息の支払いのために、
  カナダ人に毎年、課税額を増やし続けます。

3.その結果はインフレで、カナダ人が実態経済に費やすお金が減少し
  本当のお金は銀行のポケットに詰め込まれる※

 (※本当のお金=価値あるもの=地球資源、エネルギー資源、不動産、車、貴金属、など)

 

政府は貸付金という形で存在していないお金を貸し出す法的能力を銀行に与えた。

銀行はコンピューターをクリックして無からお金を生み出す。
でもそのお金の裏付けとなるものは金庫にないのです。
銀行は40億ドルの預金しかもっていないが、1.5兆ドル貸し付けているのです。
(預金の約375倍を貸し付けている)

 

「毎回必ず、銀行が貸付を行うたびに新しく預金されたお金として新しい信用が作り出される。
大まかに言えば、銀行からのすべての新しいお金は貸付という形態である。貸付とは借金のことだから、
現在の制度ではすべてのお金は借金である」-Graham Towers(カナダ銀行)

 

「小さなグループの人々が世界を変えることができるということを疑わないでください。実際に今まで常にそうだったのです。」-Margaret Mead(20世紀米国を代表する文化人類学者)

 

現代のお金の問題は、動画にある通り、

「無から紙幣を生み出していることです。」

それはコンピューターをポチっと押すだけで良いのです。

 

でも、昔は違いました。

以前は、金に裏付けがないと新たに紙幣を刷ることが出来ませんでした。

金庫にあるゴールドの量で、幾ら分の紙幣を刷れるかが決まったのです。

つまり紙幣の供給量には上限があったということですね。

このような紙幣を兌換紙幣といいます。

 

でも現代はゴールドの裏付けがない、不換紙幣です。

不換紙幣(ふかんしへい)とは本位貨幣(正貨たる金貨や銀貨)との兌換が保障されていない法定紙幣(英: Fiat Money)のことをいう。 政府の信用で流通するお金であることから、信用紙幣(英: Faith Money)とも呼ばれる。

 

不換紙幣の問題は無限に紙幣を刷れることです。

無限に発行できる紙幣と引き換えに、人類は有限な物を奪われてきたのです。

有限な価値あるものとはたとえば、地球資源、エネルギー資源、不動産、車、貴金属、などですね。

 

中央銀行制度は人類の99%を奴隷化してきた

根本的な問題は、『民間の中央銀行が政府の上にあって、
政府に利子つきでお金を刷って貸し付けていること』です。

新たなお金を刷るたびに、政府が中央銀行に借金することになるので、
国民に重税を課して利子分を取り立てないといけなくなります。

 

しかし政府が直接お金を刷る権利を持てば、
借金ベースの金融システムは終わります。

 

政府紙幣は政府が直接国の権限で紙幣を刷ることです。

政府紙幣であれば国は中央銀行に借金する必要はなくなるので
より健全な財政を維持することが出来るようになります。

国民に重税を課す必要もなくなるはずです。

 

但し政府発行紙幣にも一つ問題があります。それは政府の権力が強大になることです。

政府が暴走するリスクが高まるのがデメリットとしてあります。

 

一方で・・

ビットコインは中央集権ではない、分散型のシステムです。

 

法定通貨、ビットコイン、金(ゴールド)を比べるとこのような特徴があります。

中央銀行による法定通貨の問題は『権力の集中』そして無限に刷ることができることによる『インフレ』(価値の減少)です。

 

ビットコインの場合は『中央管理者という概念がなく』しかも『発行上限が2100万枚までと決まっている』のです。

 

実際にビットコインは法定通貨を反面教師にしてデザインされています。

「中央銀行は通貨の価値を毀損しないと思われているが、通貨の歴史とはその信頼への度重なる違反の事実である」-サトシ・ナカモト

 

中央銀行制度のいちばんの問題点は、一部の権力者が密室でひそかにお金を新規発行できてしまう点です。たとえば日銀が円を新規発行しても、国民はそのことを知ることが出来ません。

 

この問題を具体的に挙げると

・お金が特定のグループに渡ってしまうこと(民主的ではない…むしろ独裁的)

・お金の供給量が増えすぎてインフレになること

です。

 

現実に、法定通貨の価値は年々下がっていると言っても過言ではありません。その証拠の一つが物価が上がっていることです。昨日は100円で買えていた物が、明日には120円になるようなことが起きています。これはつまり紙幣の価値が下がっていることを意味します。

つまり、中央銀行がジャブジャブとお金を刷ることにより、国民の生活が痛みつけられてきたのは偶然でもなんでもありません。それは必然的にそうなるようになっています。

 

しかしビットコインの場合は、システム上勝手にお金を発行することが出来ないようになっています。すべての取引履歴はネット上に公開されているのです。

 

ビットコインのブロックチェイン(全取引)を確認できるサイト:

https://blockchain.info/ja/blocks/

 

中央銀行も、管理者もいないことから、ビットコインは真に民主的な世界を切り開くカギとなるかもしれませんね。

 

これから未来の世界を変えていく、そんな期待をいだきつつ、今後も仮想通貨業界には要注目です。

 

「小さなグループの人々が世界を変えることができるということを疑わないでください。実際に今まで常にそうだったのです。」-Margaret Mead(20世紀米国を代表する文化人類学者)

 

瀬名晴太

 

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