『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』-ポール・ゴーギャン
シリーズ3回目です。
さてこのブログでは神とか、霊とか、魂、思想、感情、などの不可視について
色々と話していきたいと思うのですが、
こういったスピリチュアルな話は話半分で聞いてもらうのが宜しいと思います。
と言うのも、僕らは死んだらどうなるかは、実際に死んでみないと分からないことです。
裏を返せば、「死後の世界は死んだ時に分かる」ので、生きている今「あーだこーだ」と議論するのは
時間のムダになってしまう可能性が高いのです。
確かに、スピリチュアルの探求や、真理の探求は楽しいものです。
しかし、そこにはまり過ぎて、自分の現実生活に支障が出るのも考えものです。
僕も以前はキリスト教系のカルトにいたので分かりますが、そこの信者たちは
「自分たちは神の業をおこなう崇高な奉仕活動をしているのだから、
お金を儲けることは卑しいことだ」と考えています。
もちろん、何を信じるかは人それぞれです。でも、僕はやっぱり
お金を儲けることは自分と家族の為でもあるし、
お金がなければ現実世界を(良い方向に)変える影響力をもつことも出来ないと思います。
仮に、あなたのお金の使い方で、この地球と人類に貢献することが出来ると言ったら
あなたは驚きますか?
でも難しい話ではありません。
たとえば「環境に優しく肌にも優しい石鹸シャンプー」を販売しているメーカーさんや、
「無添加、無農薬食品の会社」、「自然エネルギー会社」、「従業員を幸せにしている会社」
そう言ったところから商品を買うことは、間接的にこの地球と人類に貢献していることに繋がります。
スピリチュアルの落とし穴
話を戻して。
つまり「自分は崇高なことをしているから、、」を言い訳にして
現実世界からの逃避する言い訳になりやすいのがスピリチュアルの罠なのです・・。
そこに依存しないように気をつけないといけません。
(スピリチュアルとドラッグは危ないという人もいるくらいです。現実逃避グセが・・)
ではスピリチュアルの有効的な活用法はなにか?
多くの賢人たちが口を揃えて言うのは、「今に生きろ」ということです。
今僕らは現世に生きているのですが、僕らが絶対的なこととして分かるのは、
「今、自分がこの世に生きている」という事のみです。
という事は、今の人生をより充実させることこそが、
僕らが出来る最善のことではないかと思うのです。
つまりスピリチュアルも、今の生きている現実に役立つか、そうでないかで
判断するべきなのではないでしょうか?
それを知って学んで実践し、その結果、人生が充実するのかどうか。それがポイントです。
(知識を入れすぎて、自分はこんな事も知っているんだぜ。と優越感をもつのは逆に損します)
もちろん人によっては「何をもって充実とするか」の違いはありますが、
「平和、愛、幸せ」・・などは分かりやすいと思います。
ただし究極的に突き詰めていくと、人類にとっての最高の充実感とはなにか?
という話になります。
つまり、次の質問が浮かびます。
人はこの世に目的をもって生まれてくるのか?
もしも人がこの世に目的をもって生まれてくるのであれば、
僕らにとっては「生まれてきた目的を達成することが最大の充実」となるはずです。
でも逆にこう考えたらどうでしょうか?
「人間は目的を持って生まれてくる訳ではなく、ただ動物的に、子孫を残すためだけに生まれてくる」(?)
どちらが正しい、正しくないではなく、
あなたはどちらの思想が自分にとっては有効だと思いますか?
僕は、人間一人一人はこの世に目的をもって生まれてくると信じたいです。
そして喜ばしいことに多くの賢人達も、
「人の魂は生まれて現世で体験し、学習し、進化するために生まれてくる」
と言っています。
それに世の中の成功者と呼ばれる人達の多くは、
「ライフワーク(使命)を全うできることが最高に幸せ」だと言います。
つまり、人が生まれてきた目的は「使命」を果たすためであり、
なんであれその使命を果たすことに向かうプロセスは
その人にとっての成功への道であり、最大の充実感がある。
という事なのです。
この生まれてきた目的=使命、または「宿命」のことを人生軌道と表現したりします。
人はこの人生軌道を生きる時にいちばん輝けるのですが、
そこから外れていくと運気が下がるなどと表現します。
さてここまでをまとめます。
・人(魂)の目的と喜びは現世で体験し、学習し、進化すること
・人はライフワーク(使命)を行うときに最大限の充実感を味わえる
・人は使命を行うとき輝き、人間力が高まる(その結果成功したり、モテるようになる)
ここまで見ていくと、また別の疑問が出てくると思います。
・魂とはなにか?
・使命・ライフワークとはなにか?
・人間力とはなにか?
などですね。
これらについてはまた別の機会にお話したいと思います。
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