さて、魂とはなんでしょうか?
一般的には、魂とは人の心であり、生命の大元のエネルギーだと理解されています。
僕の理解では、「魂=こころ=意識」です。
人は意識があるからこそ、自分自身や現実世界を認識することが出来ます。
何かを意識するということはエネルギーが必要なのですから、
「意識エネルギー」というものが存在することになります。
そしてさらに、人間の心臓の鼓動や、消化や代謝、呼吸などの自動的な
生命を維持する原動力は「生命エネルギー」が存在することを意味します。
つまり、このように考えていくと、
魂とは意識エネルギーであり、生命エネルギーでもある。
と、理解することが出来ます。
魂(意識と生命のエネルギー)は永遠に不滅である証拠?
科学では「エネルギーは不滅」だと言われています。
あなたも学校で、「エネルギー等価の法則」または 「エネルギー保存の法則」を習ったと思います。
弾んでいるボールは、地面にぶつかって跳ね上がることを繰り返すうちに、
次第に跳ね上がりかたが弱くなり、ついには地面に止まってしまいます。
エネルギー保存の法則によれば、ボールが弾んでいた運動エネルギーは、
無くなってしまったのではなく、弾むことによって、
地面を振動させるエネルギーや、音のエネルギーに変わっていくのです。
つまり、エネルギーは無くならずに形を変えていきます。
この法則によれば、全てのエネルギーは、消滅することができないとされています。
できるのは、エネルギーの形を変えることだけです。
これは古代の密教でも伝えられていた「霊魂は不滅」という考えと同じです。
魂が意識と生命のエネルギーであるならば、
エネルギーである魂は不滅ということになります。
これはつまり、人の死とは、肉体から魂が離れる現象であって、
「エネルギーである魂=生命」はなくならないということです。
死が訪れても、エネルギーの形が変わるだけなので、
輪廻転生という概念が生まれたとしてもなんら不思議はない話ですね。
ちなみに、感情もエネルギーです。
一説によると、霊的現象とは「感情エネルギー」によって引き起こされているとも言われています。
それで感情もエネルギーなので、
怒りやマイナスの感情をなくそうと思っても、消滅させることはできません。
ですから、抑えつけていると、いつか爆発します。
違うエネルギー、プラスのエネルギーに変換させる方法を知ることが必要です。
怒りを暴力として発散させるのか?それとも理解しようとするのか?
建設的な解決にそのエネルギーを傾けるのかでは結果が変わってきます。
感情のエネルギーは非常に強力ですが、それをコントロールするとは
我慢して抑え込むことではなく、どうやって発散させるのかが重要です。
現実世界では、この感情エネルギーをコントロール出来る人が成功します。
要は、エネルギーをどこに向けるかで人生は変わるということです。
人生に迷うということは、それだけエネルギーをあちこちに分散させていることになります。
自分を知り、そして今を生きること。
これが出来ればエネルギーを今目の前にある道に使うことが出来ます。
言い方を変えれば、
与えられた役割を全うする
ということです。
なので結局ポイントは、
・自分を知ること
・今に生きること
この2つということになりますね。
さて、魂についてはもう少し付け足すことがあるので
それはまた別の機会にお話しすることに致します。
ではでは。
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