こんにちは瀬名です。
いよいよ平成から令和へ変わりますね。
昭和→平成→令和と来たわけですが、
平成は前時代的価値観を引きずっておりました。
それは、
「意味がある」「役に立つ」「金になる」
という物差しで幸せを捉える価値観でした。
しかし、令和時代からは明らかに価値観が変化していく兆しが見られます。
これについて、ハクさんがレポートで触れていたので
その一部をシェアいたします。
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■ハクさん:
・ 平成の終焉、そして新しい元号「令和」への移行
2019年4月1日、平成に続く日本の新元号は「令和」に決まりました。
令和の典拠として安倍総理が挙げていたのは、
『万葉集』巻五「梅花歌三十二首」の序であり、
大伴旅人が詠んだ一節「初春令月、気淑風和」です。
これまでの元号が中国の漢籍から採用して
いた慣例をあえて逸脱したことが、大きな話題となりました。
令和の意味については、読んで字のごとく
「命令に従い、和を乱すな」と解釈する人もあれば、
外務省は「beautiful harmony」などと解説しており、
一貫して美しく穏やかな平和を祈るフレーズです。
しかし、興味深いことに、
原典である「万葉集」に書かれた意味を踏まえて解釈すると
「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」
という大伴旅人の深い憤りが込められている一説であることを、
東京大学教授の品田悦一氏が現政権に対する痛烈な批判と共に論しています。
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■東大教授 品田悦一氏の解釈:
「梅花歌」序とそれに続く一群の短歌に戻りましょう。
「都見ば賤しきあが身またをちぬべし」のアイロニーは、
長屋王事件を機に全権力を掌握した“藤原四子”に向けられていると見て間違いないでしょう。
あいつらは都をさんざん 蹂躙したあげく、帰りたくもない場所に変えてしまった。
王羲之にとって私が後世の人であるように、今の私にとっても後世の人に当たる人々があるだろう。
その人々に訴えたい。どうか私の無念をこの歌群の行間から読み取って欲しい。
長屋王を亡き者にした彼らの所業が私にはどうしても許せない。
【権力を笠に着た者どものあの横暴は、許せないどころか、片時も忘れることができない。】
だが、もはやどうしようもない。私は年を取り過ぎてしまった……。
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これが、令和の代の人々に向けて発せられた大伴旅人のメッセージなのです。
テキスト全体の底に権力者への嫌悪と敵愾心が潜められている。
断わっておきますが、一部の字句を切り出しても全体がついて回ります。
つまり「令和」の文字面は、テキスト全体を背負うことで
安倍総理たちを痛烈に皮肉っている格好なのです。
もう一つ断わっておきますが、「命名者にそんな意図はない」という言い分は通りません。
テキストというものはその性質上、作成者の意図しなかった情報を発生させることがままあるからです。
(ここまで引用。)
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ここで少し視点を変えると、
新元号が発表されたのは4月1日 午前11:00「エイプリルフール」です。
エイプリルフールとは4月1日の午前中は軽いいたずらで嘘をついたり、
人をかついでも許されるという風習です。
このことから、「令和」というのは、
表向きの綺麗で後味の良い意味合いしか捉えることができない現政権への痛烈な風刺と、
【上部に惑わされず真実を見よ】という、この時代に生きる人々へのメッセージが込められているのではないかという考え方もできます。
これはあくまで解釈の一つではありますが、
歴史の文脈から読み解いていくと十分に納得可能なストーリーだと思います。
令和時代にまもなく本格突入しますが、
平成時代の昭和を引きずったまま閉鎖された30年間とは
オサラバする展開になる事は間違いないでしょう。
(ここまでハクさんレポート)
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以上です!
ここでのポイントは、令和のダブルミーニングです。
(2つ以上の解釈が可能な意味づけ)
表向きは美しい響きをもつ令和。
しかしその裏側には、
原典である「万葉集」に書かれた意味を踏まえて解釈すると
「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」
という大伴旅人の深い憤りが込められている一説であるということです。
非常に興味深いですね。
そしてここから私達が読み取れるメッセージ(教訓)は、
『上辺だけに惑わされずに、本質を見よ』ですね。
上辺:見えやすい部分
本質:見えにくい部分
最初のほうで、前時代的価値観として
「意味がある」「役に立つ」「金になる」(←上辺)
を挙げました。
この価値観に変化が起こっており、これからは
「面白い」「心が動く」「何だか分からないけど良い」(←本質)
という価値観になっていきます。
どういうことでしょうか?
今までの時代を振り返ってみると、
大まかにこういう流れでした。
・筋肉の時代(産業革命前)
↓
・知能の時代(産業革命後)
『体力ある人』が「もてはやされる時代」から、
『頭の切れる人』が「もてはやされる時代」になってきたのですね。
■では、これからは?どんな人が活躍するの?
知能といえば、人工知能(AI)です。
AIは既に人間の知能を上回っているとか?
少なくとも近い将来には“確実に上回る”と言われています。
つまり、AIの登場により、
知能で勝負できる時代の終焉を意味します。
なので令和時代に「もてはやされる人」の素質とは
・オタク
です(笑)
・嗜好性
・偏愛
・感性
など人間ならではの「個性」や「情熱」が唯一AI時代においても活躍できるリソースになります。
日本には嗜好性や偏愛の文化があります。
ジブリ作品、アニメ、マンガ、ニコニコ動画、カラオケ・・
これらは「好き」を追求してった結果できた文化です。
「非効率だけど、これをやりたいんだ!」
「世の中にこういうメッセージを発信したいんだ!」
そういう内から湧き出てくる「情熱」は誰にでもありますが、
“それを形に出来る人が活躍する世の中”になるのです。
非効率なこと、情熱ってAIは真似できないです(笑)
人間一人一人がもつ個性と言ったら軽いですけど、、
要は、【自分の好きを追求する時代】になるのは間違いなさそうです。。
(情熱?好きなこと?)
(良くわからない…)
という人もいるかもしれませんが、
それは日本教育が遅れているからであり、
前時代的な価値観を未だに引きずっているからです。
自分をもっと掘り下げる。
自分の情熱を発掘する。
こういった事はこれから益々重要になってきますね。
でもこればっかりは、
「う~~ん…」と考えていても、分かりません。
とにかく色々な体験をしてみると良いですね!
自分の枠を出ないと、新たな自分には出会えませんから!
そういう意味では海外セミナーツアーは打って付けなのですが(笑)
あまりこういうイベントはないので、
興味ある人は真剣に参加した方がいいですよ。
それではまた!
PS
令和の暗号は、実はまだ続きがあります。
【平成、令和は日本神話になぞると秘密の暗号が浮かび上がる!?】
これはまた次回のメルマガで紹介したいと思います!
瀬名
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