令和のヒミオパス〜すずめの戸締りの時代を生きるという意味について

ヒミオパシー

「命は“かりそめ”であることは知っています。それでも1日でも長く生きていたい。」  
 ーすずめの戸締まり。

 

瀬名です。

「すずめの戸締り」見ましたか?

新海誠さんの作品は今や日本中の人が見るようになりまして、まるで令和のジブリを思わせますが・・

こういった大衆作品を見る場合には、「見る角度」によって、単なるエンタメ以上に奥深いものになります。

この作品を捉える最大のポイントは、この大衆作品によって新時代のスタンダードが生み出されるということです。

「常識は時代で変化」するのはご存知の通りです。

ではその常識を形作るのは何でしょうか?

その一つとして非常に大きな役割を担っているのが、映画などの娯楽作品です。

人々の意識化、心の深くに、作品のDNA、イデオロギーが刷り込まれていきます。

人々が作品について語り合うことで、それらがこれからの文化的ベースとなって、新文明の火付け役となります。

(たとえばハリウッド映画全盛のときは、アメリカ的イデオロギーに染まる人が多かったように・・)

 

では改めて、「すずめの戸締り」とはどんな作品だったのか?

様々な考察があると思いますが、自分がいちばん印象として残っているのは、

「命は“かりそめ”であることは知っています。それでも1日でも長く生きていたい。」

というセリフです。(セリフは正確ではないかもしれませんが)

・・とにかく非常にスピリチュアル(霊的)だと思います。

この言葉から、現実とは現世(うつしよ)であり、「現実とは一種の幻想」であることを思わせます。

でもそれを受け入れた上で、「それでも生きたいんだ!」というまさに新時代の人類の生き方を象徴しているのではないでしょうか?

 

また、すずめの戸締りのストーリーとは、常世現世(とこようつしよ、あの世とこの世)が舞台であり、
見えない領域を調律することで、現実が調律されるというストーリーです。

・・こういったメッセージなりイデオロギーが大衆作品として世に出されることにより、新時代は加速度を増していくことでしょう。

 

結論:令和の生き方とは。

 

令和時代とは、人類が新たに精神的な「心という未開のフロンティアに冒険しにいく時代」なのです。

そして、心によって、現実が変わり出すことを体験する「新たなアトラクション」を遊ぶ時代になるのです。

 

これまでは外側のテクノロジーばかりが進歩してきました。

でもそれに伴って人々が進歩(進化)して来たかと言うとそうではありませんでした。

だから、ここいらで、人類自体が進化しなければいけなくなっているのです。

そうでなければ、科学の力を誤って扱い、破滅することになるからです。

 

だから以前から言うように、やはり新時代は心の時代となるのです。

令和とは、心によって豊かになる時代なのです。

もちろん、お金や物を無視するのではありませんが、

比重としての重要度は圧倒的に「心」や「見えない領域」に傾くことでしょう。

これまでは現実の物理世界で「努力」「がんばる」「苦労する」テーマで生きる時代でした。

しかしこれからの時代は、「楽しむ」「調律する」「調和する」テーマで生きて、豊かになる時代となります。

 

心一つで現実を調律するには・・

 

心には形もなく、見たり触ったりすることも出来ませんから、
心を育み調律する正解なる方法が存在する訳ではありません。

しかしながら、その取っ掛かりはお伝えすることができますので、今からシェアしたいと思います。

 

瞑想ではなく→神聖な時間を作る(身正、心正、新生、神成・・)

自分が「心を調律する為に毎日行うこと」は、神聖な時間を過ごすことです。

「神聖な時間を作る」と聞くと、「それって瞑想ですよね?」と言う人が必ずいますが、違います(笑)

自分の中では「瞑想=迷走」に通じる「音」なので、好きな「音」ではありませんので採用しません。

神聖という言葉は好きで、それは音もそうだし、音から連想される数々の意味が好きだからです。

 

やることは部屋を暗くして、できれば蝋燭を灯すだけです。

 

スマホをいじるのをやめて、ろうそく1本が燃え尽きるまで、その時間に浸ってみることです。

同時に好きなヒーリングミュージックを流すのもお勧めです。

 

自分の心と対話する。(心を育む)

 

浮かんでくる思いを観察してみることで、自分を深く知ることができます。

浮かんでくる思いは、良い悪いでジャッジせずに、ただ受け入れてください。

社会的なルールや、常識、正解や間違い、などにとらわれずに素直に感じてみることが大切です。

どんなに「嫌だな」「汚いな」と感じても、それが今の自分なのですから、それを受け入れない限りは進めないのです。

「すずめの戸締りで」すずめの母親代わりとなった、環さんが長年押さえ込んでいた気持ちを爆発させる場面がありますが、あれと同じようなことです。

腹を割って話すことで、破壊と創造が起き、二人の新たな関係性がスタートしたように・・

素直に受け入れることが必要です。

自分の心を偽っていると、いつまでも心のエネルギー(燃料)を使えないのです。

多くの人は自分のなかにある無限の永久機関である心のエネルギーを使わずに、
外側の情報を燃料にしているようなものです。

(自分のことを本当に知らずに、深堀せずに、外側の刺激で動かされている場合ではありません。)

 

祈る(決意と感謝を捧げる)

 

祈りとは、非常に奥深いことでありますので、ここですべてを語ることはできませんが、

多くの人が受け入れられる範囲で話すとすれば、祈りとは自分の決意表明をし、感謝をささげることです。

また『祈りとは対話』でもあり、その相手は自分(ハイヤーセルフ)や宇宙、神、サムシンググレート(偉大なる存在)などお好きにどうぞです。

ポイントは、

・今、在ることに対して感謝する(ありがとうと言う)こと
・自分の願いや願望(決意)を口に出すことです

「今既に豊かである」という認識が整えば、自ずとまた豊かさを引き連れてくることになります。

今にありがとうという土台が出来て
 ↓
さらなる豊かさを呼び込むことが可能となるのです

・・

最後に「祈りとは対話」と申した通り、その返答は現実を通して現れて来ます。

それに気づけるかどうかです。

普段から心を平穏にして、フラットな状態でいて、些細な変化を感じるようにすることです。

「現実はすべて自分へのご褒美」と感じるようになれば、アナタの人生は無限大の可能性を帯びてくることでしょう。

 

これらを真剣に行えば、自然と涙が溢れてくる状態になることがあります。

それは自分本来のエネルギーと繋がっていることであり、非常にエネルギーの高い状態なのでとても良いことです。是非継続してみてください。

 

 

・・以上で「心を調律する方法」となります。

まだまだ奥深いものであり、これが全てではありませんが、取っ掛かりとしては非常におすすめです。

是非チャレンジしてみてください。

 

瀬名

 

 

 

 

 

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